社団法人小樽観光協会(佐藤公亮会長)は、5月23日(火)17:00から小樽グランドホテルで、平成18年度通常総会を開催した。
第16回通常総会の冒頭では、先に同協会37歳の男性職員による横領着服事件の発覚で、佐藤会長は、「この度の一連の不祥事につきましては、会長並びに理事一同その責任を痛感いたしますとともに、小樽市並びに市民の皆様、当協会会員各位に多大なるご迷惑をおかけ致しましたことを、心からお詫び申し上げます」との異例の挨拶で始まった。
平成17年度事業報告・収支決算と、5,000万円に上る予算額の平成18年度事業計画・収支予算を承認した。さらに、協会の体制を強化するために新任の専務理事として、前グランドホテル専務などを勤めた赤間元氏を選出した。
佐藤会長は、「このような不祥事が勃発した以上その責任を痛感し、本年度1年間会長職に留まり、懸案の小樽観光誘致促進協議会との統合を果たして観光協会を建て直し、次年度新会長と新理事会に後を託したく、決意致しました」と、1年間は会長職に留まることになった。
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