姿を現したスノートンネル!第9回小樽雪あかりの路 


yukiakari7.jpg 「小樽雪あかりの路」旧手宮線会場のシンボル“スノートンネル”が姿を現し始めた。暖冬で雪不足に泣く実行委員会では、約1,280トンもの大量の雪を旭展望台から運び込み、急ピッチで雪あかり会場の設営作業を進めている。
 小樽運河会場と並ぶメイン会場の旧手宮線跡地は、駅前中央通りから寿司屋通りまでの約500mの区間。旧日銀小樽支店(金融資料館)の上の鉄道跡地には、例年、スノートンネルが設置される。18mのスノートンネルには、スノーキャンドルやアイスキャンドルが鉄路に並び、記念撮影で人気を集める目玉スポットとなっている。
yukiakari8.jpg このスノートンネルの造成は、26日(金)から始まっていたが、29日(月)には、ユニッククレーンでトンネルの屋根の一部分長さ約3mを吊り上げて順番に設置していく作業が進んでいた。順調に進めば、この2、3日で18mのスノートンネルが完成する。
 第1回目からこの作業を請け負っている小樽建設産業有限会社は、「今年は雪が少ないので大変。ダンプで運んできた雪だとどうしても固まってしまうところもあるし、雪も節約して使わなければいけないので難しい。本番になって、天気が良く雪が溶けてしまった場合、補修用の雪がないかもしれないと悩んでいる」と、雪不足に頭を抱える。
 同実行委では、2月3日(土)から、スノートンネル以外の各会場のオブジェ作りを始めることにしており、いよいよ雪あかりの路が姿を現すことになる。

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