堺小の来春閉校に反対続出!学校適正配置説明会!


tekisei.jpg 小学校4校の統廃合の来春一斉実施を目指していた市の教育委員会が、3校(量徳小・北手宮小・手宮小)を1年延期、1校(堺小)を予定通り来春閉校と、一斉閉校から分離閉校へと大きく方針を転換したことに伴う「学校適正配置説明会」が、始まった。
 7月26日(火)18:30から堺小で行われた説明会では、保護者から反対が続出し、分離閉校へ暗雲が拡がった。教委の菊譲教育長や中塚茂教育部長ら、適正配置の担当者が出席して開かれた堺小の説明会には、保護者など約27人が集まった。この中で、教委側が堺小1校だけを来春閉校にする説明に、保護者側は納得せず、次々と反対論をぶつけた。
 少子化の進展で4校一斉の統廃合には、一応の理解を見せていた保護者も、堺小1校閉校には強い口調で反論を続けた。「堺小だけの統廃合には、子供が実際に不信感を抱いている。もう少し子供の気持ちになってほしい」、「統廃合予定の他の学校でも局面は同じなのに、なぜ堺小だけが統廃合なのか。他校の父兄を教育委員会が説得出来なかったのでしょ!」、「何故子供の感情を逆なでする方法をとるのか。教委のやり方は子供にウソをついている!」、「教委の変更案を押し付けるのではなく、来年か再来年か二者択一をさせて選ぶようにするべきだ」、「あなた方は、他校をなぜ説得出来なかったのか、騒いでいるものの勝ちなのか?」等々、反論が続出した。
 これに対する教委側の1校先行閉校の明確な説明がされず、保護者の不信は高まった。
 説明会は26日の堺小に続き、27日(水)量徳小、28日(土)手宮小、8月1日(月)北手宮小で、それぞれ18:30から行われる。しかし、4校の統廃合の一斉実施から3校の1年延期、堺小来春閉校とする、教委側の方向転換に、堺小での反対続出で大きな暗雲が漂うことになった。

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