市の教育委員会が、2006(平成18)年4月実施を目指していた、小学校4校の統廃合問題で、7月20日(水)に開かれた市議会の「学校適正配置等調査特別委員会」で、教委は、堺小の閉校を06年4月に、量徳小・北手宮小・手宮小の3校の閉校は1年延期し、07年4月にすると方針転換を図った。
教委は統廃合の対象校となっている、堺小・量徳小・北手宮小・手宮小の4校は、これまで06(平成18)年4月1日から全学年一斉実施することにして、各校で説明会などを開催してきていた。しかし、対象校からの反対が強く、署名運動も展開される中、市議会与党の自民・公明の2会派からも、実施延期の要望書が7月14日に提出されていた。
今回の方針転換による3校(量徳小・北手宮小・手宮小)の閉校1年延期による07(平成19)年4月1日実施は、父兄や市議会での実施延期要望に応じたもの。
ただし、堺小については、複式学級になっていることや、保護者の理解を得られているとして、予定通り06(平成18)年4月1日実施とした。
教委では、このための保護者説明会を堺小26日(火)、量徳小(27日(水)、手宮小28日(木)、北手宮小29日(金)で、それぞれ18:30から実施することにしている。
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