2013年1月のベストマスター
あっぱれ手宮店

谷野 弘明マスター

 小樽市総合博物館本館(手宮1-3-6)前にある、「あっぱれ手宮店」の店長谷野弘明さん(48)は、生粋の樽っ子。

 小樽にいながら、札幌光星高校へ通うまじめな高校生活の後、専門学校へ進学。社会人となり、数々の職業を経験したが、いつかラーメン屋を持ちたいと、1998年に同社へ入社。

 「とんこつラーメンあっぱれ亭」(手宮1・清水正己社長)は、1995年5月に手宮店をオープンし、現在、市内に手宮、奥沢の2店舗を構え、北見にフランチャイズ1店舗がある人気のラーメン店。

 入社後、前の職場で知り合った奥さんと結婚。当時オープンした「あっぱれ亭奥沢店」で結婚式を開き、社長夫妻や従業員に見守られ、寸胴の前で愛を誓った。

 その後、手宮店と奥沢店を行き来し、その地域の常連客のハートを掴んだ。麺の堅さ・味の濃さなど、客の好みを覚え、その都度的確に提供している。手宮店の店長になって10年。多くの従業員、パートの指導にあたり、アルバイトを育て、信頼も厚い。

 一昨年の冬から、、坦々麺やあんかけラーメンなどの季節限定ラーメンを考案・販売し、昨年は、12月1日から季節限定「ピリ辛麻婆ラーメン」750円を発売。特製麻婆と醤油ラーメンの絶妙なコンビネーションで、あっぱれでしか味わえないくせになる味を生み出している。一番人気の白味噌とともに評判上々。

 赤味噌、白味噌、合わせ味噌、醤油、塩、辛味噌、全て700円。ほたてバターご飯250円、しょうが焼丼290円、焼チーズの肉シューマイ210円など、サイドメニューも充実。さらに、飽きの来ないように新製品を模索中。おみやげラーメン1,050円(3食入)は地方発送が可能。2月には、大好評の「金ゴマラーメン」の復活も決定した。

 「笑顔と活気のある店内を心がけ、お客様とのコミュニケーションを大切にし、1杯1杯誠心誠意を込めてラーメン作りに励みたい。今後も季節ごとに限定ラーメンを考案していきたい」と話す。

 トレードマークのピンクのバンダナをキリリと締めた谷野店長は、今日も寸胴洗いに奮闘し、旨いスープを作り、“いらっしゃいませ!”と笑顔でお客さんを迎えている。

あっぱれ手宮店

小樽市手宮1-1-3 駐車場完備(8台収容可)
電話:0134-27-2325
営業時間:平日11:00~22:00 土曜日・日曜日・祝日10:30~22:00
定休日:元旦のみ

お店のHP