小山内 和子ママ
1928(昭和3)年に建てられた元近藤硝子工場だったレトロ感溢れる建物に、小樽出身の小山内和子さん(45)が営むLive
Cafe&Dining
Bar「A.LIVE」が、2016(平成28)年にオープン。2月6日に2周年を迎えたばかりだ。
高校生当時の小山内さんはベースを担当し、喫茶店などでのライブ活動に夢中だった。いつかライブができる店を開きたいと長年の夢を実現。
バンド繋がりの幅広い人脈から、開店など多岐にわたりアドバイスを受け、関わった人すべてに感謝をしている。
東日本大震災が起こった時に、生きるということを思い知らされ、ボランティアとしても協力。1日1日を大切にみんなで楽しく生きたい思いと、1つ1つのライブも大事にしたい思いを込めて、“A.LIVE”と命名。
調理はプロに任せ、小山内さんは接客などのホール回りとドリンク作り。ライブの企画も担当している。
お奨めは、夜に提供している自家製ローストビーフと酒に合う自家製ベーコンやカキフライなど。
店主催のライブ「A.LIVEナイト」は、ほぼ月1度のペースで、様々なジャンルの音楽が楽しめるように企画。小樽JAZZ倶楽部の巡回ライブもある。その他、全国各地のプロ・アマのアーティストが出演するライブなど合わせると、月4・5回の開催。
ジャンルに拘らず、様々なアーティストと一緒に気軽に楽しめ、みんなに満足してもらえる場所を目指す。店ができたことで、色々な人と会う機会や演奏が聴けると喜びの声を聞くたびに、ありがたいと思う。
楽しい音楽を聴き、食事でも元気になってもらおうと、フードコーディネイターと相談して4月にメニューをリニューアルする予定。
小山内さんは、「月4・5回のライブもあるが、何も無い時はゆっくり食べて飲んで、小樽の夜の雰囲気を味わってもらいたい。ライブでは、アーティストが間近で演奏し楽しんでもらえると思う」とPRした。