谷川原 紘子ママ
小樽出身。小樽港が貿易で栄えた頃に、市内にあった大手商社のOLを勤めた。歌が好きで当時のNHK小樽合唱団に入り、そこで現在の主人と知り合う。東京で修業して帰った長男が、割烹料理の腕を振るう、嵐山小路にある“くい処やがわら”のママ。店でのエプロン姿が、歌の発表会では、ドレスアップした本格派の歌手に変貌し、美声を聞かせる。シャンソンやカンツォーネが得意で、今もシャンソン愛好会ボヌールの一員として活躍。夫婦と長男とが一緒に第九の演奏会でコーラスに参加する音楽好き一家を支える優しいママ。