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抑揚のある小樽弁と鼻にかかったような独特のしゃべり方が、聞く人のハートをくすぐる。明るさが持ち味で話し相手に良く、付き合いも良い。ゴルフを始めたが、腕は一向に上達しない。それでも輪厚ＣＣでラウンドを重ね、来期の雪辱を誓っている。最近の小樽花園事情にも詳しく、思わぬ情報に巡り会えることも。若い女性をうまく動かしながら、店を切り盛りする花園ネオン街の中堅どころの美人ママ。
小樽花園ネオン街で最古参。この道46年。生涯現役で頑張っている花園のママといえば、「福八」の福原静枝ママをおいて他にはいない。昭和30年に料理店｢福八」をオープン。従業員を10人も使うほど賑わったという。昭和44年には近くにスナック「ラパン」をオープン。当時小樽で2～3台しかないジュークボックスを使うなど、先端をいっていた。ママは今でも現役で、たった一人で夕方から早朝5時まで店を切り盛りしている。花園ネオン街の移り変わりを身をもって眺めてきた生き証人でもある。ママの作る「オムライス」は天下一品ものの完成度がある。
昨今の不景気風で、小樽の花園ネオン街も元気がないが、その中で、気を吐いている店の１つが『和風スナックなおみ』だ。険のない優しいママの笑顔と、リーズナブルな料金(ボトルが入っていれば2,000円～3,000円程度)で、満員で入れないことも多い。栄子ママはマイクを持たせたら、小樽でトップクラスの歌い手。｢ノラ」や｢石狩挽歌」をグラスを傾けながら聞くと、その歌の情感がしみじみと伝わってくる‥‥。今夜にでも客の下手な歌でなく、ママの歌を聞きに行くとするか‥‥。
花園ネオン街の中心にあり、その名を取って呼ばれるスパル通りのスパルビルにあるフルハウスのママ。頭の回転が早く、付き合いも良く、人を飽きさせない接客術を心得ている。歌唱力抜群で、ゴルフもうまく、小樽の夜の人脈も豊富で、小樽のネオン街を代表するママの一人。
花園ネオン街でイチ推しのママといえば、まず、そのキャリアから葡萄苑の内田京子ママが挙げられる。いつもニコニコ、元ミス小樽の美貌は、年齢をまるで感じさせずその衰えを知らない。花園の情報通でもあり、ゴルフも巧い。歌唱力はイマイチだが、花園ネオン街で知られる有数のママのひとり。
