小樽の街の道路や坂に、赤や黄色の消火栓が設けられている。この彩りや形のユニークな消火栓は、探してみると、赤や黄色だけでなく青もある。いやいやこの他にも胴体の赤に黄色や青の帽子をかぶったものまである。
これだけでなく、最近はステンレスものも出てきた。合計6色にも及ぶ。
小樽は山坂が多く、水道水の圧力を同じにするため配水池が42カ所設置されている。この配水池の42系統別に、昭和50年に消防本部の職員の提案で系統別に色分けしたものだという。
赤17、黄4、青6、黄赤10、青赤5の42系統に分けられ、市内全域に消火栓は1,604カ所もあり全国的にも珍しいものだ。