小樽公園春の盛り ツツジや藤棚が見頃

 5月15日(水)、市内中心にあり桜の名所のひとつ・小樽公園(花園5・面積23.5ha)では、遅咲きの八重桜が咲き誇り、市の花・ツツジや日本庭園の側にある藤棚が見頃を迎え、訪れた人々の目を楽しませている。

 

 ツツジには様々な色と種類があり、同園にはエゾヤマツツジが多く、樹高1〜5m程になるツツジ科の半落葉低木で、真っ赤な花が目立つ。かつての公園では、人よりも背の高い木も多かったが、最近では低木が多い。

 

 藤棚は、紫の花がかんざしのような形に上の方から咲き始め、下の花がまだつぼみが多く、まさに今が見頃で、毎年藤棚の開花を楽しみにしている市民も多い。

 

 偶然に開花に遭遇した2人連れは、藤棚の下のベンチに座り花見を楽しんでいた。その横を散歩に来ていた園児たちが通り過ぎ、甘い香りに誘われたミツバチが群がり、羽音を響かせていた。

 

 ◎関連記事