小樽朝里アートフェスティバル 5/19まで開催

 朝里川あじさい町会と小樽・朝里のまちづくりの会が主催し、朝里川アートフェスティバルを、5月11日(土)〜19日(日)10:00~17:00で開催している。

 

 2021(令和3)年5月に地元の芸術家の作品を、新光南会館(新光5)・ながら公園(新光5)と朝里川遊歩道に展示する、朝里川桜咲く現代アート展として始まり、4回目となる今回は、朝里川アートフェスティバルに改名。

 

 地域にスポットを当てた新光南会館の「巷の巨匠展」、中サロン(新光4)の「小樽写真研究会の写真展Deep新光・朝里」の2会場で同時開催されている。

 

 巷の巨匠展は、朝里川あじさい町会と朝里地区連合町会による地域美術展で、地域住民を対象に一般公募で出展を呼びかけ、昨年秋に改築工事を終えた同会館テラスから桜並木が一望できるホールで開催された。

 

 自由なテーマで、絵画・水墨画・書道・工芸・生花・籐工芸・パッチワーク・組子細工vデジタルアート・レンジアートなど多彩な作品が並び、町会には改めて熱心に取り組む芸術家が多いことに驚かされる。

 

 また、地域の美術家・阿部典英氏の立体アート「八月の木の下で」や、イラストレーター・あべみち子氏のイラスト作品、画家・福原幸喜氏の臨場感溢れる風景画も賛助出展されている。

 

 11日(土)・12日(日)18日(土)の10:00~13:00で、屋外イベント・あじさいアートプレイ広場やあじさいガーデンテラスCAFÉも開催している。

 

 中一夫町会長は、「同町会は、歴史的建造物も文化財もないが、自然の豊かさが自慢。巷の巨匠展では、肩の凝らない住民の幅広い作品もあり、気軽に立ち寄り楽しんでもらいたい。八重桜も満開となり散歩がてらお越しください」と来場を呼びかけた。

 

 中サロン(新光4)では、小樽写真研究会企画展Deep朝里・新光を開催。新光・朝里の風景と人々の暮らしを、カメラマン11名の300枚を超える写真で紹介している。

 

 朝里川沿いの遊歩道の桜並木は、八重桜が満開で見頃を迎えフェスティバルを盛り上げていた。

 

 ◎朝里川アートフェスティバル 2024(外部)

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