子ども花まつりと花まつりの夕べ 別日程で開催

 小樽佛教会(67ケ寺加盟・門屋憲明会長)は、これまで同日開催だったお釈迦様の誕生を祝う花まつり行事を、2024(令和6)年は創立140周年記念として、子ども花まつりを5月17日(金)13:30から、花まつりの夕べ記念講演会を5月24日(金)13:30から行う。

 


 子ども花まつりは、佛教系の保育園や幼稚園の子どもたちを招待。ステージ上では、灌
佛(かんぶつ)式が行われ、甘茶と約束の言葉を捧げ、マスコットキャラクター・のんの君が司会を務め会場を盛り上げる。その後、劇団さっぽろによるアトラクションを開催する。

 

 花まつりの夕べ記念講演会は、これまでの市民会館から市内中心部の市民センター(色内2)マリンホールに会場を変更し、開催時間も夕方から昼過ぎとした。同会加盟寺院の僧侶約20名が法要を行った後、記念講演会を開催する。

 

 医師で作家の鎌田實氏を招き、「生きているって素晴らしい、命を大切にしよう」をテーマに講演会を開く。同氏には、2020(令和2)年に講演を依頼していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となり、4年越しの講演会が実現する。

 

 当日券はなく、最寄りの同会加盟寺院、または小樽典礼で前売り券を販売。入場料1,000円。問合せ0134‐22‐4857 成田山不動院・門屋会長。

 

 小樽佛教鑽仰会との共催で、同会が主催する春の恒例行事のひとつ・尼港殉難者慰霊法要を、5月23日(木)14:00から手宮公園内の尼港殉難碑前で行う。建立から87年が経過する尼港殉難碑は、老朽化が目立ち修復工事も行う予定。

 

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