NPO法人北海道鉄道文化保存会(清水道代代表)主催のトロッコ乗車体験「レールカーニバルinおたる」が、今年もGW後半の5月3日(金)〜6日(月)の4日間限定で実施。
3日(金)の初日は好天に恵まれ、事前予約をはじめ当日希望の乗客を乗せ、5台のトロッコが20分おきにフル稼働し、潮陵や桜陽・双葉の高校生、市職員などボランティア30名が協力しスムーズに運行され、旧手宮線沿道の桜の木や花壇に整備された春の花々が、乗客の目を楽しませていた。
中央通りを会場にしてから10周年を迎え、乗客には記念乗車券と特製缶バッチがプレゼントされた。
出発地点で受付を済ませた乗客は、決められたトロッコに乗り、ベテラン担当者から、ブレーキのかけ方・踏切2カ所の一時停止などの説明を受け、ブレーキ点検をして出発。
出発地点担当の潮陵高2年の飯田さんは、「初めての手伝い。乗客が楽しかったと言ってもらえてうれしい」と話し、1つ目踏切の安全確認役の桜陽高3年の田邉さんは、「1年生の頃参加したことがあり、今回は2回目。地域の人たちが楽しそうにしているのを見るのが嬉しかった。このボランティア経験は、高校生活での良い思い出になる」と話していた。
札幌から訪れた家族連れの小学4年生と年長の兄弟は、「楽しかった。気持ち良かった。回りの景色も良かった。ありがとう」と満足していた。
清水代表は、「市民に支えられて10周年を迎えられた」と感慨深い様子だった。
乗車料金は小学生以上500円。5日(日)こどもの日は小学生まで無料となる。
レールカーニバルinおたる 10:00〜16:00(最終受付15:40)
予約:080‐7270‐3862(受付9:30〜17:00)
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