小樽在住の画家・横山文代さんの作品展が、5月3日(金)〜12日(日)、市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリーで開かれ、どの作品も臨場感に溢れ、旅に出かけたような気持ちも味わえる合計38点を展示している。
同ギャラリーでの開催は、昨年2月「小樽運河の輝き」と題した、加藤貢氏との二人展から1年2ヶ月ぶりのこと。
同館の場所が旧手宮線の側ということもあり、コロナも明け旅行に出かける機会も多くなり、観光客も多く来場するとあって、仕事がら日本全国を回る中で、横山氏お気に入りの風景画を特集した。
奥入瀬・蓼科・上高地・熊本・神戸や横浜、市内では、朝焼けや雪の北運河・知る人ぞ知る手宮十間坂。
最新作は、冬の早朝、千歳の教室へ向かう時、南小樽駅のホームで見た風景を描き、白日会創立100周年記念展に出展して国立新美術館で展示された作品で、案内状のハガキにも使用し、タイトルは「再起動」。コロナが終わり今の気持ちを表現したという。
市民ギャラリーには、同氏の教室に通う生徒4名が、水彩やスケッチ画・パステル画など自由な素材で作品づくりに取り組んでいる17点を展示。
横山氏は、「風景には懐かしさやそれぞれに思い出があり、素晴らしいと思う。会場では、見覚えのある風景だったり、行ってみたい風景もあり、素敵な旅をしたい人へのヒントにしてもらいたい」と話していた。
2024横山文代GW特別絵画展&教室展
5月7日(火)・8日(水)・9日(木)・10日(金)を除く、3日(金)〜12日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー 入場無料
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