北海道の広い範囲で記録に残る暑さとなり、道内一番の暑さを観測したのは、網走・北見・紋別地方の女満別で26.5℃(15:06)、8月上旬並みの気温となった。
25℃以上の夏日を観測したのは174地点のうち16地点もあり、小樽では最高気温24.2℃(14:31)を観測し、7月中旬並みとなった。今シーズン一番暑かったのは16日(火)で、最高気温24.7℃を観測しているが、この日と同様25℃の夏日には及ばなかった。
札幌管区気象台によると、「この暑さの要因としては、暖かい空気が北海道に流れたことと、東からの高気圧に覆われ晴れて地上付近の気温が上がりやすかったことによるもので、ピークは今日。明日の最高気温としては、今日よりも低くなりそうで、徐々に1日にかけて平年並みまたはそれよりも低くなる予報」とした。
高気圧と低気圧が交互に通ることは春の特徴でもあるが、今年は平均気温が高く、低い時もありメリハリのある気温。寒いと感じながらも、最低気温としては、今の時期としては高いとのことだ。
市内で開花が早いメルヘン交差点の桜はもう満開。外国人観光客がスマホで撮影したり、桜を楽しんでいた。手宮緑化植物園では、エゾヤマザクラもソメイヨシノも咲き始めたところで、桜を見ようと多くの花見客が訪れていて、これから見頃を迎える。
4月27日(土)の小樽は晴れの日となり、最高気温18℃の予想。
◎2024年4月26日の北海道の最高気温高いほうから(アメダス)