小樽警察署(富岡1・竹内哲署長)と小樽市生活安全課・小樽市交通安全指導員が協力して、4月10日(水)から、小樽市立花園小学校(花園5・若林晋校長)を皮切りに、子どもの交通事故防止を図る子ども安全教室をスタートさせた。
新入学児童を対象に、学校周辺の通学路を実際に歩行し、危険箇所や歩行方法について指導を行い、自転車の安全な乗り方やルールなどを学ぶ自転車教室も同日で開かれ、市内17校の小学校を4月から5月末にかけて巡回指導する。
同署・武田健志交通一課長は、「これから交通社会へデビューし、自分の命は自分で守る気持ちで、交通ルールを守って楽しい学校生活を過ごしてください」と挨拶。
1校目となる同校では、8日(月)に入学したばかりの新1年生25名を対象に子ども安全教室と2・3年生51名を対象に自転車教室が開かれた。
同指導員が先頭になり、5班に分かれた新1年生が学校周辺の通学路を歩行し、危ない箇所や注意したい場所などに実際に行き、ポイントとなる箇所の説明を受けた。
信号機のない道路を渡らなければならない箇所が沢山あり、道路を渡る時のルールや行動、駐車場内の自動車に人が乗っているか、エンジンがかかっているかを注意するよう伝えられ、地下歩道には行かないように指導され、説明を聞いた児童は、「信号に気を付けたい」と話していた。
2・3年生を対象に自転車教室は同校体育館で開かれ、同指導員3名が、自転車の点検の仕方や決まり・標識について説明し、ビデオで自転車事故のこんなこともあり得る事例を知った。
若林校長は、「雪が融けて自転車に乗る機会も多くなり、ルールを守らないと命を落とす危険もある。しっかりと話を聞き勉強しましょう」と述べた。
最後は、北海道警察マスコット・ほくとくんと一緒に記念撮影を行い、楽しい時間を過ごしていた。
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