4月7日(日)12:00現在、気象庁発表のアメダスでは小樽の積雪がゼロを観測し、春の到来を告げ、自動車のタイヤをスタッドレスからノーマルに交換する人の姿が見られ、春支度が始っている。
昨年は3月26日(日)14:00にゼロとなり、今年は11日ほど遅く、一昨年は3日ほど遅かった。
積雪ゼロとなったアメダスの小樽観測所は、市内勝納町にある小樽特別地域気象観測所の積雪深であることから、自宅周辺の庭や畑や空き地には、未だに雪に覆われているところが目立つが、日に日に春の便りが届いている。
今シーズンの雪の状況は、11月12日(日)に積雪1cmを記録し、11月末までに11cmの積雪となった日もあったが、30日には1cmに融け遅いスタートだった。
12月に入ると、中旬までは降雪も少なかったが、12月26日(日)に33cmの積雪に。1月に入ると大雪の日が度々あり、20cmだった積雪が1月7日(日)に87cmに。
その後、80cm前後の積雪が常にあり、2月4日(日)に初の108cmを記録。5日(月)には、今シーズン最深積雪の111cmも積もった。週末に度々の大雪に見舞われ、交通機関にも乱れが生じた。
3月に入っても寒い日が多く、3月10日(日)には、再び100cm超えの102cmの積雪に。その後は徐々に雪が融け、3月末には42cmとなり、4月に入ってからは、平均気温を超える最高気温8℃前後の暖かい日が続き、4月5日(金)に最高気温11.1℃、6日(土)はもっと高い14.7℃となって一気に雪融けが進み、7日(日)11:00には1cmとなり、12:00にゼロとなった。
札幌では、昨年は3月20日(月)に積雪ゼロを観測し、今年は4月5日(金)にゼロとなり、約2週間遅い積雪ゼロとなった。
北海道で積雪が多いところは、7日(日)8:00〜9:00現在で、幌糠126cm・朱鞠内110cm・幌加内85cm、後志管内では赤井川で59cm(6:00)・倶知安26cmと、地域によってはまだ冬の光景が広がっている。
◎2024年4月7日の北海道の日最深積雪深いほうから(アメダス)
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