春の交通安全運動 小樽駅前で啓発活動150人参加

 春の全国交通安全運動(4月6日〜15日)に先立ち、小樽市(迫俊哉市長)では、4月5日(金)9:30にJR小樽駅前交番前に約150人が集合し、新学期・新入学を迎える子どもや、活動期に入る自転車利用者の事故防止を図るため、セーフティコールおたる交通安全一斉街頭啓発を実施。

 

 冷たい風が吹く中、小樽市交通安全運動推進委員会・小樽安全運転管理者協会・北海道警友会小樽支部など各団体の参加者が、長崎屋小樽店前の国道5号線の両脇に、“交通安全”や“飲酒運転根絶”と書かれた旗を持って並び、ドライバーに呼びかけ、歩行者にチラシを配布し街頭啓発を行った。

 

 4頭のパトロール犬と7名のワンワンパトロール隊員が参加し、横断歩道を何度も渡り、通行人に交通安全を訴えた。

 

 活動に先立ち、迫市長は「季節の変わり目は啓発活動が重要。市民が事故に遭わない・起こさないように、地域づくりに取り組みたい」と挨拶した。

 

 竹内哲小樽警察署長は、「小樽では本日から10日間、全国交通安全運動が実施される。昨年、小樽署管内では2名の死亡事故が発生している。沢山の観光客も来ているので、運動実施期間に限らず、運転する人も充分気を付けてもらいたい。

 

 LINE(ライン)を使って投資話に乗るという投資詐欺が、分かっているだけで5件が発生し、1,700万円の被害に遭っている。家族・事業所などにも注意するよう広めてもらいたい」と話した。

 

 廣瀬保男小樽交通安全協会会長は、「ドリームビーチの飲酒による交通事故から10年が経ち、飲酒運転事故だけは絶対に起こしてはならない。今日をはじめ、年間4つの交通安全運動が実施される。皆さんの協力のほどお願いしたい」と閉会の挨拶を述べた。

 

 小樽市の2023(令和5)年交通事故状況では、7月と11月に1名ずつの死亡者を出している。

 

 ◎2024(令和6)年小樽市交通事故状況(外部)

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