3月25日(月)小樽国際インフォメーションセンター(港町5)がオープンし、西條文雪会長をはじめ、議員・建築関係者など64名が出席して、11:00から特設テント内で落成式を行った。
西條会長は、「13年を経て今日の日を迎え、関わってきた人々の想いが実を結び、感慨深い。世界に誇れる小樽として、運河と共に、多くの市民・インバウンドも含めた観光客に喜んでもらいたい」と挨拶した。
迫俊哉市長は、「10万トンクラスの大型クルーズ船が春から第3号ふ頭に接岸し、4千人が下船。新しい人の流れが生まれ、新しい観光拠点ができること、秋のクルーズ客船の会社を回る際にも、新しいセールスポイントとしてクルーズ客船誘致に弾みがつく。多くの観光客・市民に愛されるよう祈念する」と述べた。
小樽運がっぱも祝福に駆けつけ、テープカットでオープンを祝った。楽しみにしていた市民らは、早速入場して買い物を楽しんでいた。
ポートマルシェotarue(オタルエ)の店内は、商品が綺麗に陳列され、手に取りやすい間隔を保ち、明るく広々としていて、子ども連れにも気兼ねなく来店できる。同施設の営業時間は通年9:00〜20:00。
小樽後志の特産の酒類・菓子類・クラフト類・農水産品の加工品、北海道を代表する銘菓・ドリンク類、クルーズ客船の乗組員や港湾事業者・近隣従業員向けの日配品など、商品数は約1,500(うち新規約500)を取り扱う。
構内設置の40フィートのコンテナ3台も準備が整い、テイクアウトの飲食販売用1台は、ソフトクリームやフロマージュアップルパイ、おたるスライダーバーガーやポテト、ドリンク類を販売。残りのコンテナは、テイクアウトと共に寛げるスペースとなっている。
朝里から子ども3人と来店した父親は、「SNSで情報を知り、来店してみた。お店が次々と無くなっていて寂しいが、新しい施設ができ、人が集まるようになると良いと思う。いろいろな物があって、用が足せて子ども3人連れでも入りやすい」と話していた。
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