2月27日(火)に開会した2024(令和6)年第1回定例会は、3月22日(金)に再開し、市長提案議案51件・議員提案議案2件を審議し、51件を原案通り可決とし閉会した。
最終日の本会議は13:00開会を予定していたが、3月5日(火)の会派代表質問で、松岩一輝議員の発言に利益誘導が疑われることから、同議員が取消しを申し出たため、13:30から第1委員会室で議会運営委員会が開かれ協議された。
14:20に開かれた本会議で、松岩議員から発言取消しの申し出があり、他議員に諮り取り消しを許され、関連する市長答弁も適切な処置をとることとなり、市長も「取り消されることに意義なし」とした。
定例会提出議案は市長提案51件、議長提案は、議案52号小樽市非核港湾条例案と22日提出の議案53号小樽市議会委員会条例の一部を改正する条例案の2件、市長提案の報告2件、22日提出の令和6年度小樽市一般会計予算に対する修正案について審議した。
議決結果は可決51件、小樽市教育委員会教育長の任命については同意。2017(平成29)年度から現在まで務めてきた林秀樹教育長に代わり、中島正人氏が新教育長となる。
報告2件を承認。非核港湾条例案と令和6年度小樽市一般会計予算に対する修正案の2件は、否決となった。
陳情は、今定例会で新たに付託されたもの1件。陳情第7号政党機関紙の庁舎内勧誘行為の実態調査を求める陳情方については、継続審査とした。
意見書案7件は、物価上昇に見合う老齢基礎年金等に引上げを求める意見書(案)と、食料自給率向上を政府の法的義務とすることを求める意見書(案)は否決。
地方創生に貢献するサーキュラーエコノミー(循環経済)の一層の推進を求める意見書(案)は可決。精神障害に対する公共交通機関の運賃割引制度の適用を求める意見書(案)など4件は、全会一致で可決となった。
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