小樽美術館市民ギャラリーで舞踏パフォーマンス

 市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリーで開催中の暗黒舞踏ポスター展に関連し、3月3日(日)15:00から展示会場で舞踏パフォーマンスが開催された。

 

 舞踏家でグラフィックデザイナーの田仲ハル氏と、同氏を師事する舞踏家でアーティストのAkiYo氏、水煙草喫茶「冬虫夏草」の佐藤リム店主が舞踏パフォーマンスを展開し、約50名の観客が酔いしれた。

 

 この3人でのパフォーマンスは、昨年、小樽商科大学4年生でもある佐藤氏が田仲氏と出会い、2月に同喫茶で舞踏バーのイベントを協働開催している。

 

 今回は、佐藤氏が醸し出すベースの不思議な音に合わせ、田仲氏らが踊り、AkiYo氏が踊りの他に舞踏する人を描くライブドローイングを披露。舞踏の新たな世界へ誘った。

 

 観客の1人は、「ハルさんの舞踏を良く見ている。赤いベールが凄かった。ポスターの展示も昭和50年頃のデザインも、今っぽくて良かった。美術館での舞踏も新鮮で楽しめた」と満足していた。

 

 佐藤氏は、「舞踏を一緒にするにあたり、ベースだけ普通に弾いてもと思い、実験的にやってみた。プラグを体に刺したり肉体表現を試みた」と話した。

 

 ◎関連記事