小樽ユネスコ協会(原田祥二会長)は、1月に開催したリサイクルカレンダー市での収益金から、新刊図書13冊(2万円相当)を市立小樽図書館(伊藤信彦館長)へ寄贈し、2月25日(日)11:00から贈呈式を行った。
原田会長と安達久美子副会長、田澤真弓事務局長が出席して目録を手渡し、小樽市から感謝状が贈呈された。
国際的視野を広めるための図書資料を拡充してほしいとの趣旨から、1974(昭和49)年から毎年続けられ、累計冊数は1,905冊にも及ぶ。
原田会長は、「今年も時代に即した世の中が分かるような本で、内容も子どもにも分かりやすい漫画形式で、文字でも理解が深まる本を選んでいただき感謝する。本の寄贈も大事な柱として、今後とも活動を続けていきたい」と挨拶した。
伊藤館長は、「丸50年、毎年いただき継続性に対しても深く感謝する。今回いただいた本は、ユネスコ協会ということで「国連に働く」など国際的な内容、子どもたちが自分の進路・やりたいことをする選び方など、小樽に馴染み深い脳科学者の茂木健一郎先生監修の本もあり、自分の適性を活かして能力を発揮していくことができれば一番良い。
小樽市内全域に図書館バスも回っているので、いろいろな場所で利用できるようサービスに力を入れていきたい」と感謝。今回の寄贈本は、27日(火)から特設コーナーで貸出を開始する予定。
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