小樽市(迫俊哉市長)は、1月30日(火)11:00から市長定例記者会見を行い、能登半島地震に伴う支援や銭函小学校放課後児童クラブについて述べの質問に応じた。
1月1日に発生した能登半島地震に伴う支援について、小樽市から義援金100万円を日本赤十字社を通じて被災地に寄附。市立病院のDMAT(災害派遣医療チーム)が、1月9日(火)に出発し現地での医療支援活動を行い、14日(日)に戻っている。
今後は、日本水道協会から水道施設の復旧活動について派遣要請の可能性があり、要請があれば対応できるよう水道局において準備している。
市民からの支援活動には、市役所別館1階総合案内、駅前・銭函・塩谷サービスセンターでも、1月5日(金)〜12月20日(金)9:00〜17:00(土・日・祝を除く)に募金箱を設置。
昨年6月、建替工事に着工した銭函小学校放課後児童クラブが完成。工事全体は3月下旬まで続くが、1月15日(月)に引っ越した。木造2階建ての1階24名・2階36名で、これまでより9名多い60名が受け入れられる。市としては、安心安全な子どもの居場所の提供と環境改善を図りたいとした。
市民や観光客に親しまれていた小樽市観光物産プラザ(色内2・通称運河プラザ)が、観光案内所や売店も含めて3月31日(日)を以って終了。
3月25日(月)に小樽国際インフォメーションセンターが開設するが、市民や観光客から今後も同プラザを利用したいとの声や、詳細が分からず聞かせてもらいたいとの質問に、「近いうちにHPで案内を予定している。
観光協会を指定管理者として施設の管理運営を行ってきたが、小樽国際インフォメーションセンターが開設し、観光協会の事業の拠点を移すことで3月31日を以って終了。指定管理が終了した後の同プラザ活用は、商業ポテンシャルが高い立地で有効に活用してもらいたいと、公募型プロポーザルを実施する予定。
市民から今まで通り利用させてもらいたいとの声があり、公募型プロポーザルの条件については庁内で議論する余地があり、一定程度、市民・観光客が休憩できるよう、フリースペースを確保できる条件をつけながら公募型プロポーザルを行う。
決して壊すわけではなく、改修が必要なところは改修し、長い間、市民に使ってもらった空間なので、市民の声に耳を傾けながら一定程度の公共スペースを確保していきたい」と回答した。
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