メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手から、全国の小学校を対象としたグローブ寄贈を受け、小樽市教育委員会にも1月10日(水)頃に到着。市内全小学校には17日(水)までに配送され、18日(木)の3学期始業式でお披露目された。
市立手宮中央小学校(末広町13・古田優子校長)では、23日間の冬休みが終わった全校児童211人が体育館に集まり、8:50から着任式・始業式・表彰式が行われた後、大谷選手からのグローブ贈呈式が開かれた。
古田校長は、「大谷選手は野球選手としても人としても素晴らしい。努力すること・目指すこと、それを夢ではなく現実のものにするために日々努力を怠らない。
いろいろな人に好かれている。このような姿に応援する人が多く、こうなりたいと思う人が日本中に沢山いる」と話した。
「私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。
このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。
この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。 貴校の益々のご発展をお祈り申し上げます。 野球しようぜ!」と、書かれた大谷選手からのメッセージを読み上げた。
児童を代表して運営委員3名が登壇し、古田校長から、ジュニア用で右投げ用2個と左投げ用1個のセットでサイン入りの寄贈グローブを受け取った。
受け取った児童は「まさか届くと思っていなかった」と話し、「クラブや授業で使いたい」、「このグローブで、野球頑張りたい」と喜んだ。
教室に戻ってからは、1年生から6年生までの全クラスでグローブを回覧した。グローブに関しては、授業で使うなどの使い方を考えるとのことで、保護者会でも見てもらう予定。