七草の1月7日(日)、発達した低気圧の影響で雪雲が断続的に流れ込み、後志地方の小樽・余市などが大雪に見舞われた。
年明けは例年にない少雪の小樽だったが、24時間の降雪量が道内で一番多い68cm(20:00)を観測し、15:42に大雪警報が発令された。6日(土)深夜までは積雪深18cmだったが、20:30現在86cmと、一気に今シーズン一番の積雪となった。
◎2024年1月7日20時の北海道の24時間降雪量多いほうから(アメダス)
市民らは、朝から雪かきを何回しても追いつかないほどの断続的な雪にお手上げ状態となった。
14:30から小樽市民会館(花園5)で、振袖や袴・スーツ姿でおめかしした560名が集まり、小樽市二十歳を祝う会が挙行されたが、終了時の16:00過ぎには断続的に雪が降り、会場周辺は歩道も埋もれるほどの雪が積もり、電話ボックスは半分ほど埋まり、どこもかしこも雪に覆われていた。
ロードヒーティングも、雪を溶かす機能が追い付けないほどの雪が積もり、屋外駐車場には雪に埋まった車が続出。
JR北海道では、小樽・倶知安方面の除雪作業等の影響で、一部の列車に運休や部分運休・遅れが生じている。21:00以降は、小樽-倶知安間・小樽-ほしみ間・小樽-手稲間の運休を決めた。
21:00現在、高速道路の後志道上下余市IC~小樽JCTと札樽道上下小樽IC~銭函ICは、吹雪のため通行止め。
中央バス市内線・最上線・天狗山ロープウエイ線・祝津線・梅源線は運休、おたもい線・市内本線は一部運休中。