令和5年小樽市議会第4回定例会 市長提案説明

 小樽市議会が、12月5日(火)10:00から2023(令和5)年度第4回定例会を開会。会期を12月5日(火)〜25日(月)の25日間と決め、迫俊哉市長は、議案1号ないし議案21号までの提案説明を行い、共産党から議案第22号小樽市非核港湾条例案について説明された。

 

 また、2023(令和5)年第3回定例会議案9号ないし議案第20号について、決算特別委員会・松岩一輝委員長から報告があり、賛成多数によりいずれも認定となった。

 

 議案第1号一般会計補正予算の主なもとして、暑さ対策関連予算として、本庁舎別館1階と2階に業務用エアコン6台、別館4階と5階にエリア空調機2台を設置。5,421万5千円を計上。図書館の学習室、視聴覚室、児童閲覧室に業務用エアコン5台の設置。1,790万8千円を計上した。

 

 2024(令和6)年8月診療分から実施を予定するこども医療費助成を、高校生まで対象を拡大するための現行システムを改修する442万2千円を計上。

 

 重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店保存修理工事費5,308万6千円を増額。想定よりも石材等の損傷が著しいことや、暖房用ボイラーの更新が必要となった。

 

 このほか、公会堂の瓦屋根の全面改修、後志管内の3消防本部が消防指令業務の共同化に当たり整備する、共同消防指令センターの実施設計業務委託料などの経費を計上。

 

 その結果、一般会計における補正額は4憶5,486万7,000円の増となり、財政規模は638憶382万3,000円。

 

 議案第2号〜第8号は特別会計及び企業会計の補正予算で、特別会計では2023(令和5)年の人事院勧告の反映により職員給与費を増額する。

 

 議案第9号は総合的な政策形成機能を強化し、市民との協働や民間事業者等との連携を強化する目的として、総合政策部を新設する。

 

 議案第14号こども医療費助成条例の一部を改正する条例案については、子ども医療費助成の対象範囲を18歳までの通院及び入院に拡大する。

 

 12月6日(水)〜10日(日)を休会とし、11日(月)13:00から、自由民主党・中村吉宏議員とみらい・平戸理史議員による会派代表質問を予定している。

 

 ◎小樽市市議会(外部)

 ◎R051205小樽市議会本会議1(YouTube)

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