令和5年度小樽市顕彰式 在職20年以上の町会関係功績者

 小樽市(迫俊哉市長)では、11月22日(水)9:30から、市役所(花園2)別館3階第2委員会室で、2023(令和5)年度町会関係功績者顕彰式を行った。

 

 今年度は、単位町会役員(会長・副会長・各部長)の職に20年以上在職した、赤岩町会・金井榮子さん、港堺町会・神洋子さん・辻文夫さん、豊川町会・須藤敏子さん、潮見台町会・楢見舘勝己さん、朝里川温泉町会・橋本繁子さんの6名を表彰。単位町会役員の職に10年以上在籍した該当者はいなかった。顕彰式には、金井さん・須藤さん・楢見舘さんの3名が出席し、迫市長から賞状を受け取った。

 

 迫市長は、「日頃から災害に対する備えが大切。地域の人同士がお互いに助け合う共助こそが災害時の大きな力となり、町会はまさに共助の中心的役割を担っている。

 

 様々な活動に携わり、20年以上の長きに渡り町会活動の先頭に立ち、活動を通じて住民生活の安心安全・地域社会の発展に尽力し、改めて感謝する」と祝辞を述べた。

 

 小樽市総連合町会・堀口雅行会長は、「町会活動の推進発展に取り組み深く感謝する。9月の大雨では冠水や土砂くずれが発生し、避難所にされている町内会館に一時的に被災者を受け入れ、災害に対する重要性を改めて認識した。

 

 いざとなった場合の町内会の対応力がいかに大切かと認識した。抱える課題も山積しているが、小樽の安心安全・住み良いまちづくりに努めたい」と述べた。

 

 須藤副会長は、受賞者を代表し「新型コロナウイルスに伴う行動規制が解除され、運河を中心に賑わいが戻りつつあり、町会でも様々な取り組みを実施している。

 

 防災研修会・住民同士が交流できる居場所づくり・スマホを利用した行政手続きの普及や情報の伝達・社会に対応する第一歩としてスマホ教室を開始した。この表彰を機に、地域の皆さんが安全安心に暮らせるよう努めてまいりたい」と謝辞を述べた。

 

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