北海道未来創造高等学校(最上1・松田圭右校長)建設システム科3年生6名が、特殊詐欺被害防止啓発のために制作した顔抜きパネルを、小樽警察署(富岡1・佐藤伸治署長)に寄贈し、10月2日(月)16:30から贈呈式が開かれ、生徒6名と松田校長・担当教諭、佐藤署長と堀口雅行小樽市防犯協会連合会会長らが出席した。
同科では「地域貢献」をテーマに活動し、7月に緑上部町内会へ子ども神輿を寄贈すると、低学年向けの神輿の依頼が来ている。
9月から3週間ほどかけ月末に完成したパネルは、横2m73cm×縦1m82cmで、3つに分かれ持ち運びに便利。
小樽市をより良い町にしたいという想いを込め、小樽らしい運河を背景に、北海道警察シンボルマスコット・ほくとくんとご当地キャラクターの運がっぱと、顔出し部分に子どもと大人にも対応できるよう警察官が描かれ、詐欺被害防止を呼びかけている。
3年の佐藤結愛さんは、「今回は、顔抜きパネルを制作する機会をいただきありがとうございました。私たちが身につけた技術や技能を生かした作品を、多くの方に見ていただけることを大変嬉しく思う。
絵だけではなく、土台からみんなで協力して完成させたものなので、大切に長く使っていただければと思う」と挨拶した。
佐藤署長は、「ありがとう。すごいパネルができた。絵も上手で、子どもでも大人でも顔出しができ、立派なものをいただいた。またコンパクトになり、収納しやすくいろいろな所へも持ち運べる」と感謝した。
同パネルは、10月7日(土)~18日(水)でウイングベイ小樽(築港11)1番街2階に展示し、今後、防犯啓発に幅広く使用する予定。
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