秋の全国交通安全運動期間(9月21日〜30日)に合わせ、9月29日(金)10:00から小樽市・石狩市・札幌市手稲区の三市が、合同で交通安全街頭啓発を実施。
秋の全国交通安全運動は、夕暮れ時と夜間の高齢者歩行者・自転車の事故防止等を図るための活動等を推進するを重点に掲げている。
三市の役所職員や警察官・各町内会役員・3地区の交通安全協会などから合計181人が、小樽市銭函下水終末処理場(銭函3)に集合し、国道337号交差点で交通事故撲滅を願い、三市合同でドライバーに旗波啓発を行った。
佐藤靖久生活環境部長は、「三市合同啓発は、2008(平成20)年に交流事業として始まり、今年で14回目となる。このように三市の皆さんが合同で啓発活動を実施することは大変有意義である。
三市にまたがる国道337号は、千歳市・石狩市を経由し、小樽市に至る道央圏連絡道路に指定され、道央圏の玄関口として物流における重要な幹線道路となっている。トラックなどの大型車の交通量も多く、交通事故の多発が懸念されている。
今年の道内交通事故状況は、昨年より件数や被害者数が増加しており、6月と7月には交通死亡事故多発警報が発令されるなど、大変な事態となっている。
小樽市としては、関係期間や各団体と連携し事故防止の啓発を行っている。これ以上悲しい事故が起きないよう、三市が連携し、地域住民が一体となった啓発活動を継続的に取り組むことがなによりも効果的と考える」と挨拶した。
参加者は、交通安全を訴える旗やのぼりを持ち、街頭啓発活動場所に移動。
先ほどまで晴れていた空に突然黒い雲が迫り、風を伴う激しい雨に見舞われ、啓発活動を始めたばかりの参加者に、安全を考慮して撤退するよう呼びかけ中止となった。