無事カエルマスコット配布 小樽桜陽高生と合同街頭啓発

 小樽警察署(富岡1・佐藤伸治署長)では、9月26日(火)16:00から長橋十字街付近で、小樽桜陽高校生と合同の街頭啓発活動を実施し、手作りしたカエルのマスコットなどの啓発品をドライバーへ配布し、交通安全を呼びかけた。

 

 小樽警察署員6名・市生活安全課職員3名と、小樽桜陽高校生徒会と有志20名・長栄町会員3名・株式会社大光警備1名が協力した。

 

 埼玉県の高校生が始め交通安全に合わせた伝統行事となっている、交通事故に遭わずに無事に帰るという思いを込めたマスコット「無事カエル」を、2012(平成24)年に赴任した教諭が取り組みを知り、同校でも菓子研究同好会の学生がひとつずつ丹精込めて手作りしている。

 

 今年も秋の交通安全運動に合わせて60個を完成させ、ビーズなどで飾られたカエルの顔もあり、「無事に帰って!」との思いが詰まっている。

 

 コロナ禍は、直接ドライバーへの配布を中止し、いつも学生が通うバスの運転手さんにと、北海道中央バスおたもい営業所(オタモイ1)に届けていたが、2022(令和4)年から再開された。

 

 長橋十字街を地区とする長栄町会会員も毎回協力し、揃いの緑色ジャンバーを着て、黄色の旗を持って沿道に立ち、交通安全を呼びかけた。

 

 集合場所前となる大光警備の早坂事業副本部長も、カエルのマスコットをドライバーに手渡し活動に協力。

 

 初めて参加した薄井文化委員長(2年)も、「交通安全に協力してください」と、マスコットをドライバーに手渡していた。長橋十字街で4か所に分かれて配布し30分ほど終了

 

 同署・武田健志交通第一課課長は、「全世代の方が街頭啓発活動を実施することで、秋の交通安全運動も盛り上がり、効果も上がる。将来、車の運転をすることになるが、自分の命は自分で守るを念頭において、交通社会に出てもらいたい」と話した。

 

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