札幌を拠点に活動するリメイクアーティストのHONEY MIKAさんの作品店が、8月26日(土)まで市役所通りのCSAショップ(花園2)2階で開かれている。
譲り受けた浴衣生地やお気に入りのブラウス生地を上手く組み合わせた、一点物のスカート35枚をメインに、帯などで作ったクッション・バッグ、紐で作ったコースターやストールなどを所狭しと展示。
1回目はCSAショップで昨年11月に3日間開催され、2回目の今回は少し期間を長くし、夏の季節に合わせて、涼し気に浴衣生地を組み合わせたスカートが並んでいる。
札幌出身のMIKAさんは、子どもの頃から母親のリメイクした洋服を着ていた影響で、服作りに興味があり、公務員や外国暮らしを経て、好きなことを仕事にする人生をスタートさせた。
譲り受けた布や特別なメッセージがある布などをパッチワークのように組み合わせ、スカートやワンピースなどに制作している。自身の思い出深い古着を活用することもある。
スカートはすべてフリーサイズで、どんな人でも素敵な形になる普遍的なラインを長年の経験から見つけた。子育て中でスカートはどうかな?と思う人も、これだったら履きやすくて大丈夫と買い求める人も多く、色や柄を組み合わせることでハーモニーを奏で、しばらくスカートを穿いていなかった人も穿きたくなるような一点物のスカートが生まれている。
ペパーミントグリーンなどの淡い系を組み合わせたスカートは、昭和の座布団カバーやシルクのブラウス・子どものTシャツや枕カバーなどを組み合わせ、「まるで工作みたい」と表現した。
いただいた布をどうするか朝の目覚めと共にひらめくことも多く、まさに天職だというMIKAさんは、「浴衣生地をリメイクしたスカートもある。対面販売も楽しく、ぜひ見にいらしてください」とPRした。
HONEY MIKA 作品店 8月21日(月)〜26日(土)10:30〜17:00 23日休み