北照高校ボランティア 小樽中央墓地でゴミ拾い

 北照高等学校(最上2・小路修司校長)は、夏休みが終わった始業式の8月21日(月)11:00から、全校生徒と職員約200名が参加し、小樽中央墓地(緑5)で恒例行事の清掃ボランティアを実施した。

 

 始業式を終えた生徒たちは墓地に集合し、火ばさみとゴミ袋を持って墓地の急な坂道を上り、散らかっているゴミを拾い集めた。

 

 同墓地は、市営墓地の中で一番広い4,400区を有し、山の斜面にあり急な坂道が多く、高齢者にとっては行き来するのも大変で、墓参時に備えた花や供物をカラスが荒らすことも多い。

 

 小樽市では近年高齢化が進み、墓地周辺の清掃が行き届かない家庭が増加しているという現状から、同校での実施が今回で11回目となり、運動系は部活動ごとで参加し、野球部は80名、女子サッカー部は18名が協力した。

 

 女子サッカー部2年の横浜さんは、「昨年よりもゴミが少なくて良かった。みんなで清掃活動は良いことだと思う。沢山拾って帰る」と話した。

 

 同校では、活動を見てもらおうと保護者にも声をかけているといい、恵庭から参加した1年生の保護者・三島さんは、「普段の様子も見ようと、小樽市のためにも手伝おうと参加した。もっと狭い範囲だと思っていたが、広い範囲を清掃しているので感心した」と話した。

 

 ◎北照高等学校(外部)

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