第57回おたる潮まつり実行委員会(上参郷光祐実行委員長)は、7月28日(金)〜30日(日)で4年ぶりの通常開催で実施された同まつりが、3日間で来場者数100万人を達成したと発表。
コロナが5類に移行し行動制限がない中での開催で、天候に恵まれ暑い日となったが、新たにキッチンカーエリアの拡大や、最終日の花火大会に合わせ東京ディズニーリゾート40周年を記念したスペシャルドローンショーを開催し、札幌方面からの来場も多かった。
昨年の第56回は90万人、コロナ前の第53回は102万人、第52回は119万人と100万人を超える来場者の復活となった。
潮ふれこみや潮ねりこみのコースもコロナ禍前に戻し、沿道の観客は、ふれこみは昨年並みだが、ねりこみは昨年を上回り、参加者も約5,000人となるなど賑わった。
また、4年ぶりの神輿パレード復活には、担ぎ手900人が集結し、待ちわびた神輿ファンも来場し観覧していた。
最終日のドローンショー開催前の19:24には、安全確保のため入場制限を実施し、せっかくの来場者に、浅草橋から龍宮橋までの臨港線を通行止めにして、花火観戦スペースにする配慮や、花火終了後、JR北海道では小樽駅から臨時快速列車を6便設けたが、これまでにない順番を待つ列が富岡町まで続いたことで、もう1便追加して対応するなど、同事務局では、警察官の増員をはじめ、関係機関の協力により無事に終わることができたと話していた。
今後も、おたる潮まつりの伝統を継承し、多くの人々に喜ばれるよう、夏の北海道のまつりとして盛り上げたいとした。
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