第57回おたる潮まつり2日目の7月29日(土)は、13:00から、4年ぶりに通常コースで、まつりのメインイベント・潮ねりこみが花園グリーンロードをスタートした。
花園グリーンロードから第3号ふ頭のメインステージまでの1.8kmを踊り、飛び入りで参加できる“とび入DE踊り隊”を2回設け、潮ねりこみコンテストも復活。優勝・特別賞の他に、市民の投票できまる市民賞も設けた。
出発前には、おたる潮太鼓保存会による打演が披露され、上参郷光祐実行委員長、迫俊哉市長、潮コンシェルジュの富樫凜子さんと西田まゆさん、花園小学校2年生児童2名が参加してくす玉割が行われた。
おたる潮太鼓保存会を先頭に、役員梯団の潮コンシェルジュの2人と上参郷実行委員長が先導役を務め、沿道には見物客が詰めかけ、踊りを堪能していた。
全国各地で酷暑が続き、小樽でも10:19に32.6℃を観測。今シーズン一番の暑さとなり、踊り手も暑さと戦い水分補給しながら、中央ステージを目指した。
梯団松ヶ枝中・山の手小踊り隊125名には、スマホ教室や町会のまつりの手伝いなど、入船六三町会を交流を深めてきた、札幌学院大学まちおこし研究会(西岡光希代表)メンバー10名も参加。
西岡代表は、「初めての参加で踊りを練習してきた。小中学校の子どもたちと一緒に踊ることができて嬉しい。今後いろいろな関わりも持ちながら、スポ雪も盛り上げたい」と話していた。
幼稚園児たちはお揃いのTシャツを着て、潮音頭や潮踊り唄を踊りながら歩き、汗をかきながら頑張る姿に感動を運んだ。
サンモール一番街のアーケードの中や中央通り、小樽駅前通りの沿道には、見物客が陣取りねりこみを楽しんでいた。
メインステージ周辺では、まつりに繰り出した人やねりこみに参加した人たちが行き交い、通常開催の潮まつりを満喫し、スムーズに通ることができないほど混雑が続いていた。
ねりこみには76梯団が出場し、日が落ちるまで踊りの波が続く。潮コンシェルジュは、役員梯団と小樽市役所・とび入りDE踊り隊など、4梯団で踊る予定だ。
最終日の30日(日)は、14:00から神輿パレード、19:40からドローンショー、20:00から花火大会、さよなら潮音頭・潮太鼓打演で閉幕する。
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