4年ぶり小樽がらす市7/28〜30 20工房が集結

 4年ぶりとなる小樽がらす市が、会場の旧手宮線(色内1)に市内外の硝子工房約20店舗が集結し、7月28日(金)〜30日(日)の日程で開催する。小樽がらす市実行委員会(木村直樹実行委員長)主催。

 

 28日(金)12:00・29日(土)・30日(日)は10:00にオープンし、今回は夜のライトアップを中止し、3日間ともに18:00で終了とした。

 

 2009(平成21)年にスタートした同イベントは、2020(令和2)年からコロナ禍で中止を余儀なくされたが、待ちわびた人々に応えるためにも復活を遂げ第12回目を開く。

 

 各工房店主との対面販売やワークショップ、定番商品に加え、がらす市限定品を用意し特別価格での提供もある。

 

 ワークショップは、イメージ・グラスの木村由紀子代表が講師を務める硝子絵体験や、実行委員長でKIM GLASS DESIGNの木村代表が講師となり、グラスにハンドドリルで絵を描く体験を用意している。

 

 事務局物販ブースでは、チラシを制作したUNIdesign(佐藤じんたん氏)がデザインした公式Tシャツや浮き玉ストラップ、オリジナルドリンク。

 

 新規企画① 北海道大学工学研究院無機合成化学研究室・忠永清治教授による、身近な材料として、子どもから大人まで学べる硝子に関するパネル展示を開催。

 

 新規企画② ガラス職人が制作した3つのオブジェ(1)大切な人に贈るガラスの薔薇・(2)家族を見守るガラスの鬼がわら・(3)自分へのご褒美硝子のクリームソーダを会場に展示。感謝の気持ちとともに送りたい人を会場で募集する。会場に設置されている応募箱に投函する。

 

 新規企画③ 小学6年生までを対象に、会場内に設置されたガラスにまつわるクイズに、すべて答えると景品がもらえる子どもクイズラリーを実施。解答用紙の配布・回収は事務局テントで。

 

 恒例のグラスデザインコンテスト作品展示も実施し、30日(日)11:00から美術館で表彰式を行う。

 

 会場での買物1,000円ごとに1枚補助券がつき、3,000円で1回抽選でき硝子製品が当たる抽選会を実施。

 

 フォトスポットとして、多くの来場者が行き交うことを想定し、線路沿いに全長40mに風鈴130個を吊るした風鈴トンネルを設置し、会場には、これまでと違った雰囲気も楽しめるよう、協賛した企業の名前を入れたのぼり100本を立てる。

 

 木村実行委員長は、「4年ぶりの開催となり、さらに新しい人たちも加わり変化の時。今後継続するためにも、良い変化となるよう楽しみにして来てください。協賛企業にのぼりを掲示する取り組みを行い、多くの協賛が集まった。この応援を励みに頑張りたい」と述べた。

 

 ◎小樽市〜第12回小樽がらす市(外部)

 ◎第12回小樽がらす市出店者一覧(PDF)