公益財団法人日本教育公務員弘済会北海道支部(札幌市中央区南1条)では、2023(令和5)年度ブックパック事業において、小樽市立菁園中学校(花園5・村上俊一校長)に、例解新国語辞典(第10版)三省堂国語辞典セット20冊(5万円相当)を寄贈。
7月24日(月)13:15から校長室で、黒川裕之同支部参事らが出席して贈呈式開かれた。
生徒を代表して中村優那さん(3年)と江端那虹さん(2年)が、黒川参事から国語辞典を受け取り、中村さんは「調べものの学習の時に役立つと思う」、江端さんは「寄贈されて嬉しい。単語の意味が分からない時に使いたい」と話した。
村上校長は、「デジタル化が進む中、紙ベースは必要で、国語辞典は授業などで使わせてもらう。図書館司書の活動にも役立てたい」と感謝した。
黒川参事は、「市内の学校では、蔵書の数が少なくて困っていると聞いている。勉強に役立ててください」と述べた。
同社では、学校図書の充実と読書教育の推進を図るために、学校図書助成事業の一環として、各支部が指定した書籍セットを希望校に贈呈している。2023(令和5)年度は100校程度を予定。
対象は北海道内の国・公・私立の幼・小・中・高・特別支援学校・義務教育学校・中等教育学校・高専等で、希望のあるセットを申請し同支部が選定する。
小樽市内では菁園中学校の他、稲穂小学校でも図鑑セットの寄贈を受け、20万円相当の本をリストの中から選んで寄贈する学校図書助成事業も実施され、市内3校へ寄贈されている。