7月14日(金)〜16日(日)の日程で、Hello Photo!—小樽写真を楽しむ3日間が、UNGA↑(色内2)2階ギャラリーで始まった。
手軽に写真を楽しむことができるようになり、写真を楽しむ人たちがどんどん増えた現在、そんな人々が共有できるイベントを企画。
作家10名による、カメラをモチーフにした雑貨やアクセサリー・1点物のカメラバックやストラップ、撮影に彩りを添えるアンティーク小物など、見ているだけでワクワクするマーケットが開催されている。
出店は、アクセサリーのおてんきや・アンティーク雑貨のらくだ色・石膏の小物のNA.・ペーパークラフトのkoba-co・帆布バッグのJammed with Possibility・オリジナルイラストグッズのクマンヌ・陶雑貨のあおのけ屋・缶バッジ雑貨のMichiaki Hiroshima・フォト雑貨他のTIMELESS・菓子のLa Verte ラ・ベルテ。
ワークショップは事前予約が必要で、安達さおり氏のお気に入りの写真を入れて世界にひとつだけのレジンキーホルダー、山本真紀子氏のレトロで可愛い二眼レフカメラで撮るおたる運河、加賀屋肇恵氏のダイガットマシンでフォトコラージュ!しおりを作ろう、廣島経明氏の感動を作品にするphotoshopレタッチ講座、眞柄利香氏のクラフトパンチで自作フィルターを作ろう、横山明日香氏の星空撮影のためのカメラ設定アドバイス。
フォトグラファーの山岸靖司氏は、正方形の和紙に印刷した「しずかなじかん」を内包している作品18点を展示。ノーファインダー・スローシャッター・多重露光により、時空を超えた周波数を無造作に拾い集め、写真に表現した優しくもあり不思議な世界が広がる。
小樽運河100周年に合わせ、100年前にタイムスリップする「時代ヲ旅する写真館」も開館。函館で写真館を営む寫眞師の谷杉アキラ氏が、実家の写真館で使われていた100年前のアニソンタイプの写真機を持参し、歴史的建造物をめぐる移動写真館を展開中で、運河の見える旧小樽倉庫(同ギャラリー)で初開館している。同氏も当時の写真師の衣装に着替え、レトロな衣装や演出で当時に想いを馳せ、とっておきの1枚を撮影する。(要予約)
出店者の吉田真樹氏は、「カメラをモチーフに、この日のために作品を作ったり、体験も用意され挑戦できる機会があって良かった」と話していた。
◎Hello Photo! 小樽 – 写真を楽しむ3日間(外部)