北海道-夏の交通安全運動が7月13日(木)〜22日(土)の日程で始まる中、小樽市では、初日13日9:30から、セーフティコールおたる交通安全一斉街頭啓発として、旗波でドライバーに安全運転と飲酒運転根絶の呼びかけと、歩行者への街頭啓発を市内8ヵ所で実施。
観光や夏型レジャー等に伴う事故防止・バイクによる事故防止及び飲酒運転根絶を図るための活動等を推進することを重点項目として掲げ、JR小樽駅前をはじめ、花園十字街・入船十字街・奥沢十字街の交差点では、145名が街頭啓発に参加。10:00からは、長崎屋小樽店前で交通安全啓発物(うちわ・反射テープ)100部を配布した。
小樽市生活環境部・佐藤靖久部長は、「これから北海道は、本格的な好楽シーズンを迎え、国内外から多くの観光客が訪れ、小樽潮まつりをはじめ、様々なイベントが予定され、市内の交通量がさらに増加する。
幸い本年交通事故での死亡は発生していない。昨日には交通事故死ゼロ300日を達成。この記録が途切れないように、より一層連携を深め、交通安全運動の推進を行ってまえりたい」と挨拶した。
小樽地区安全運転管理者事業主会・小樽地区安全運転管理者協会・小樽交通安全協会が製作した、「飲酒運転をしない・させない・ゆるさない」と書かれた飲酒運転根絶Tシャツを着て登場した、小樽警察署地域交通官荒川洋平北海道警視は、「9年前に銭函で飲酒運転による死亡事故が発生し、7月13日を飲酒運転根絶の日と定めた。
本日から、夏の交通安全運動の4つの重点として、⑴飲酒運転根絶、⑵自転車とバイクによる交通事故防止、⑶スピードダウンと全席シートベルトの着用、⑷子どもと高齢者の交通事故防止を中心に、過去のデータを分析し、過去の事故多発地点において、徹底的な取り締り、飲酒運転をしない・させない・ゆるさない・みのがさないという意識で、飲酒運転の取り締りを強化していきたい」と述べた。
小樽市内では、昨年9月15日に死亡事故が発生後、9月16日〜7月12日には死亡事故がなく300日を達成している。
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