小樽市議会は、6月13日(火)10:00から2023(令和5)年第2回定例会を開会した。会期は6月13日(火)〜7月3日(月)の21日間で、本日提出の議案第15号工事請負契約と、共産党から小樽市非核港湾条例案を含む2023(令和5)年度各会計補正予算など16議案を上程。専決処分報告は2件、最終本会議に追加提案の人事案件3件を予定している。
迫俊哉市長が、提案議案1号〜15号について説明。
電気・ガス・食料品等の価格高騰に対する支援として、国の新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金などを活用し市民の消費の下支えを図る、おたるプレミアム付商品券事業費(2億7,260万円)で、3千円のプレミアム付1冊1万円を7万冊発行。使用期間は11月1日〜12月31日。
小中学校の給食品4ケ月分(9月〜12月)を支援する、学校給食費保護者負担軽減事業費(7,586万4千円)、貨物・公共交通・公衆浴場・クリーニング業などの各事業者の支援金に加え、街路防犯灯の維持管理団体に対し電気料金の一部を支援する、街路防犯灯維持費支援金給付事業費(1,774万円)を計上した。
旧北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫の保全・活用に向けた社会実験を行うために必要となる消防設備などの改修や、NPO法人が雇用する地域おこし協力隊員の活動マネジメント等を同法人に委託する、基金繰入金(1,872万4千円)、顕誠塔の老朽化に伴う大規模補修にあたり、補修費用の一部を維持管理を行う小樽顕誠会に補助する基金繰入金(350万円)、朝里中学校校舎及び屋内運動場トイレの洋式化等改修に必要な工事費(6千万円)を計上。
PCB廃棄物処理関係費(3,919万2千円)は、市民会館の敷地内外灯に使用された水銀灯安定器のほか、小樽市総合博物館の展示車両に使用されていた変圧器等を処分する。
財源として、国・道支出金、寄附金・繰入金・市債から、一般会計における補正額は7億9,622万3千円の増となり、財政規模は608億1,531万円となる。
6月19日(月)から、会派代表質問(中村吉宏自由民主党議員と中村誠吾立憲市民連合議員)が始まる。