北海道写真協会小樽支部(高橋俊弘支部長)は、6月11日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで、第20回道写協小樽支部写真展を行っている。会員10名のスナップ・ネイチャー・風景など、思い思いのベストショット50点を展示。
道展70回を記念して出展した、道展審査会員の川原静雄さんと増田輝敏さんは、全倍サイズ(600mm×900mm)にプリントした大判写真も合わせて展示。川原さんは住吉神社の絵馬の風景を、増田さんは初秋の朝日上る古平の海岸で大勢の太公望が連なる様子を、迫力あるサイズで発表。
同会員の小泉和子さんが初日の当番を務め、今年3月20日~29日に高知県へ四国遍路に出かけた時に撮影した思い出深い写真を出展。一眼レフも持って行ったが、最近では手軽に撮影できるスマートフォンでの撮影も楽しんでいるという。
横浜在住の根本辰男さんは、支部展も例会にも写真を郵送して参加。北海道の季節とは違う3月に花が咲いている風景やたんぼアートなど、見たことのない風景を写真に収め、「蕭蕭(しょうしょう)」や「光華の韻」など凝ったタイトルも印象深い。
小泉さんは、「コロナが明け外出できるようになって、桜の写真など様々な光景がある。ぜひ見にいらしてください」と話した。
同協会は、北海道の写真文化の発展と向上を目指し、道内最大の規模を誇るアマチュア写真のための会で、小樽支部では現在13名の会員が所属。
5月・7月・9月・11月・2月に、道新小樽支社3階Bホールで例会を開き、写真を持ち寄って互選と審査結果を合算して得点とし、年間順位を決定している。支部写真展や支部主催のフォトコンテストも開催。現在会員を募集している。
第20回道写協小樽支部写真展
6月7日(水)~11日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー 入場無料
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