運動会の季節となった小樽では、5月27日(土)に市内小学校17校のうち14校が運動会を実施した。
小樽市立手宮中央小学校(末広町13・古田優子校長)では、全校児童213名が一斉にグランドに集まり、保護者も人数制限なく観覧できる従来の体制で運動会が実施され、一生懸命に取り組む児童の姿に、観客から大きな拍手が沸き起こっていた。
児童は今日の本番まで練習を重ね、待ちに待った運動会の日がやってきた。今年のスローガンは“天最高な運動会”。天最高は、児童が考えた“天才”と“最高”を組み合わせた造語。
全校児童が整列する中、古田校長は、「頑張ろうとする姿を応援するかのような天気となった。
応援の仕方・話の聞き方・入退場の仕方・練習の成果を見てもらう貴重な機会。成長した姿を見せてくれると信じている。今日1日、皆さんの頑張りを見せてください」と激励した。
手宮中央体操で体を解して競技が始まり、最初のプログラムは、団体競技の大玉おくり。全校児童が赤と白に分かれ、赤と白の大きな玉を上手に運ぶ速さを競った。
慌ててしまい玉が地面に落ちたり、後ろに転がったりとハプニング続出。声援が飛び交う中、チームワークを活かし赤組が勝利を掴んだ。
徒競走では各学年に分かれ、50mをゴール目指して全力で頑張った。リズムでは、低学年はミックスナッツ、中学年ではよっちょれ、高学年では南中ソーラン。この日のために練習を積み重ね、その成果を元気よく披露した。
最後の競技は、全校生徒が走る全員リレー。低学年・中学年・高学年に分かれ、バトンを渡すために懸命に走る姿を見ていた観客にも力が入った。競技は12:15に終了し、グランドで解散となった。
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