NPO法人小樽スポーツ協会(花園5・横田久俊会長)では、優秀な成績を収めた個人・団体を広く知らせ称える2022(令和4)年度顕彰式を、受賞選手をはじめ、各加盟団体の関係者らが出席し、5月20日(土)17:30から遊人庵(花園4)3階ホールで3年ぶりに開いた。
小樽市民に対して生涯スポーツに関する事業を行い、地域スポ―ツの振興と市民の健康増進に寄与することを目的としている。
横田会長は、「2022(令和4)年度に活躍された選手の皆さんと団体を顕彰する。小樽体育協会から同協会に名称が変更した。コロナ禍で顕彰式や総会等ができなかったが、今日は3年ぶりに一同に会して式を挙行できて嬉しい。
7個人と2団体の皆さんは、小樽のスポーツ界の基盤を支えてくれる人たちであり、今後も大いに活躍を期待している。本人はもとより指導される方々も、ますます小樽のスポーツ界の振興に努力してもらいたい」と挨拶し、優秀選手及び団体に表彰楯を贈った。
来賓を代表して林秀樹教育長は、「若い人の活躍は、我々にとっても自慢であり、市民にとっても活力が出てくる。スポーツにはそういう力がある。これからも様々な研鑚を積み、全国・全道で満足せずに、世界に向かって羽ばたいて、小樽の知名度を上げてもらいたい。
同協会の皆さんには、子どもたちや選手の元気な姿を、指導する立場として盛り上げていただきたい」と祝辞を述べた。
受賞者を代表し、小樽柔道会の高階裕斗さんは、「この度の賞は、各スポーツ大会で優秀な成績を収めたことにより受賞でき、これも一重に私たち個人の力ではなく、協会をはじめ、各団体の指導員の指導や家族・同僚の応援があったものと感謝している。
この受賞に満足することなく、今まで以上に努力・研鑚を積み、さらなる上を目指し精進していきたい」と決意を新たにした。
同会・福場悠さんは、小学3年生から柔道を始め、初めての全国大会出場で「みんな強かった。背が高く、重く大変だった」と当時を振り返り、昨年、中学3年生で福島県開催の全国中学校柔道大会に出場し、女子個人70㎏超級で5位の成績を収めた。
20日(土)高体連の後志地区大会予選を通過し、6月20日頃に札幌で開催の全道大会に臨む。「高校に入ってから初めての大きな大会で、女子個人78㎏級に出場する。2位までに入りインターハイに出場したい」と意欲を示した。
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