小樽ウエルカムフラワー登場! 2団体が花壇整備

 小樽商工会議所女性会(小笠原眞結美会長)では、小樽運河クルーズ発着場(港町5)に飾る「ウエルカムフラワー」の花植えを、5月16日(火)9:00から実施した。

 

 観光客や市民に花のある光景を提供することを目的に、2014(平成26)年から毎年続けられ、今年は10年目の節目を迎えた。

 

 例年は6月の上旬の実施だが、雪解けが早く花の季節がすでに到来しているため、5月中旬に前倒して実施された。

 

 同会16名の会員のうち、小笠原会長をはじめ会員2名と同会職員2名が協力。

 

 土と肥料を入れた15のプランターに、色とりどりのゼラニウム30株を2株ずつバランス良く植え、小樽運河クルーズ発着場に並べた。水やりなどの日常の手入れは、同クルーズの職員が行い、花は10月いっぱい楽しむことができる。

 

 小笠原会長は、「少しでも快適に小樽を楽しんでほしいと始めて10年になる。会員さんたちの小樽への強い思いがあり、観光客に良い小樽を見てもらいたいと継続している。今後は、男性にはない女性らしい視点で、小樽を見つめ活動していきたい」と話した。

 

 クルーズ発着場の職員は、「プランターを見ると、また夏が近づいてきたのだと実感する。お客さんも花の写真を撮ったりしていて、とてもありがたい」と感謝していた。

 

 同会では、ウエルカムフラワー事業のほか、起業した人が講師となって、3月に女性のための起業応援セミナーを開催し、起業を目指す女性にアドバイスしている。

 

 起業することはハードルが高いが、女性には失敗を恐れない強い気持ちがあるとのこと。社会の中で成功していくために、起業したい女性も増え、小樽を盛り上げてもらいたいと期待している。

 

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 旧手宮線に花を植え、訪れる人々におもてなしをしようと、NPO法人北海道鉄道文化保存会「花と鉄路の散策路 TEMIYALINE」(清水道代代表)のメンバー6名は、5月16日(火)9:30から、旧手宮線にある16個の花壇の草取り作業を中心に精を出した。

 

 一昨年、山草会の閉会により、同会が旧手宮線跡にあった花壇を引き継ぎ、昨年は、小樽市から旧手宮線の寿司屋通りからガヤ小樽店までにある花壇の整備の依頼を受けた。

 

 同メンバーは、レールカーニバルの主催者でもあり、以前から花を植えるプロジェクトを展開中で、地域住民や小学校・町内会の協力や、小樽市ふるさとまちづくり協働事業、セブンイレブン記念財産緑化植花助成を受けていた。

 

 4月の雪割りから始まり、花植えや草取り・水やり、11月には花壇の後始末まで行っている。

 

 旧手宮線の16個の花壇には、すでに宿根草をバランス良く植えつけ、その草取りや水やりなどの世話を手分けして行っている。21日(日)には、フリーランス横のエリアに320株の宿根草を植える予定。

 

 清水代表は、「みんなで話し合いながら、楽しく作業している。一緒に活動するメンバーを募っている」と話した。

 

 来年度、同会場が、北海道を美しい庭園の島にしようと活動するNPO法人ガーデンアイランド北海道に登録されるとのことで、花壇整備にも一層力を入れている。

 

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