野菜や花の苗即売会 小樽四ツ葉学園ふれあい園芸市

 小樽四ツ葉学園(桜3)では、よつばふれあい前で、5月12日(金)からふれあい園芸市を開始した。

 

 初日は、9℃前後の肌寒い陽気でいつもよりも客足が鈍かったが、家庭菜園を楽しみにしている近隣住民が早速訪れ、野菜の豊作を願いながら、お目当ての苗を買い求めていた。

 

 販売している苗は、一部の除き園芸班職員2名と利用者5名を中心に、1月末から種からビニールハウスで、温度管理に気を配り丹精込めて育てた。レタスなどの葉物は3月末頃から植えたという。

 

 会場には、定番野菜のトマト・キュウリ・ナス・ピーマン・キャベツなど約20種類の野菜の苗や、3年前から試作で植えた落花生の苗も今年初めて登場した。

 

 比較的育てやすいハーブは10種類(バジル・パセリなど)、枝豆やささげなどの苗も並んだ。花の苗は、マリーゴールド・アスター・ガザニア・百日草など45種類が用意され、ガーデニングファンを喜ばせた。

 

 昨年からネクスコ東日本と共同で、インターチェンジの工事車両の出入口に花壇作りを始め、花の種類をこれまでよりも増やした。

 

 リピーターから人気がある黒土や混合土、作業班で制作したガーデンピックも売れている。肥料代や燃料・ポットなどの値上げがあるが、昨年よりも10円のアップに留め、花は99円〜253円、野菜は110円と176円のどちらか。

 

 その横のテントでは、中作業班による手芸品の販売も実施されている。コロナ禍で販売する場がなくなり、久しぶりの販売とあって品数は豊富。袋物やマスク・マスクケース・ピアスなど、丁寧に縫製された商品が並んでいる。

 

 担当職員の澤辺峻也さんは、「コロナも落ち着き、苗の種類も増やしているので、皆さん、ぜひ会場にいらしてください」と来場を呼びかけた。

 

 ふれあい園芸市 5月12日(金)〜27日(土)10:00〜15:00

 日曜日休み 雨天中止の場合あり

 小樽四ツ葉学園(桜3)よつばふれあい前 駐車場完備

 問合せ:0134-54-7404 小樽四ツ葉学園

 

 ◎関連記事