サンモール一番街おたる屋台村レンガ横丁入口アンテナショップをリフォームし、5月10日(水)17:00から、小樽観光協会(西條文雪会長)が運営する夜の営業情報を案内するナイトインフォメーションを開始した。
井上副会長は、「おもてなしと観光事業を後押ししようと、まちなかに夜間案内所を開設した。日帰り観光が中心だったと言われる中で、宿泊施設の増加(6施設300室増)で1日5千人以上が宿泊可能となった。
夜の観光スポットの散策・食事・酒を嗜み、地元と触れ合いながら楽しんでもらえる、広がりを持てるチャンスをいただいた。充実感ある滞在にしていただきたい。諸外国からの観光客にも多言語の翻訳機を設置した。安心して歩けるよう、習慣の違いも理解し合い交流を深めてもらいたい。
コロナ禍後の観光客の増加に向け、しっかりとおもてなしができるよう、皆さんと協力して取り組みたい」と挨拶した。
迫市長は、「小樽観光にとって、かねてから夜の時間をどのように過ごしていただくかが課題だったが、近年、多くの宿泊施設が開業し、宿泊客が増えていて、どのように過ごしていただくかが急務だった。
施設の開設は心強く思っている。宿泊施設・飲食店・花園地区を繋ぐハブ的な機能をしっかりと果たし、花園地区が賑わうよう期待している。開業により、小樽の課題だった滞在型・消費型観光に一層弾みがつき、花園地区の整備に努め、多くの人々に周知してもらいたい」と期待を寄せた。
迫市長・三ツ野理事長・井上副会長・髙田委員長が、本事業の成功と小樽観光の更なる発展を祈って鏡開きを行い、来場者に酒が振舞われた。
ナイトインフォメーションは、年中無休17:00~22:00で、小樽市を訪れる観光客が要望する夜間営業の飲食店や観光スポット情報・宿泊場所を紹介し、開催中のイベント情報や翌日の観光情報案内(ランチ・みやげ・季節の見どころ)を伝え、タクシー手配なども行う。
案内するナイトコンシェルジュを1名ずつの配置(開所しばらくは2名)。案内する飲食店は登録制で、初年度は無料。現在、コンシェルジュと登録店舗を募集中。
各飲食店などへのナビゲーションシステムは、商工会議所青年部で開発した観光ガイドWEBマップサービスを活用。
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