小樽でも平年より早めの開花! 桜前線到着

 北上中の桜前線が4月14日(金)に函館に上陸し、翌日の15日(土)には、平年よりも15日、昨年よりも8日早く札幌で開花宣言された。

 

 小樽には開花宣言する標本木はなく、雪やみぞれが降り寒い1日となった17日(月)は、桜の開花も足踏みしていたが、18日(火)は朝から晴れ渡り、最低気温は昨日同様の1.2℃と4月上旬並みで、13:28には最高気温は14.5℃まで上昇し、桜の開花を後押しした。あちらこちらで開花が見られ、桜前線が到着したようだ。

 

 二段公園よいこの広場では、喫茶フリーランス近くの桜のつぼみが、今にも咲きそうに膨らんでいた。

 

 

 小樽市産業港湾部港湾室の正面の桜は、毎年、市内で1、2を争う早めに咲く桜で、10日(月)には数輪咲いただけだった桜も、今日はたくさんの開花を確認できた。

 

 

 運河公園の桜は、咲きそうな蕾ばかりで開花には至っていない。 

 

 

 例年より1週間早く、22日(土)に開園を予定している手宮緑化植物園を覗いてみると、こぶしやツツジ・エゾヤマザクラが開花していた。

 

 

 植物園を管理している業者に聞くと、一番先に咲いたのはエゾムラサキツツジ、次にこぶしが咲いたという。

 

 

 現在咲いている桜は、花びらの色は濃かったり薄かったりするが、エゾヤマザクラだそうだ。

 

 

 桜よりも先か後なのか、豊後梅(ぶんごうめ)などの梅も開花している。

 

 

 この他にも、早春に葉の出る前に黄色の花をつけるヒュウガミズキ、エゾムラサキツツジの品種でシロバナトキワツツジ、シデコブシも咲いていた。

 

 

 つくしやエゾエンゴサクの群生、池には水芭蕉が咲き、カモのつがいが訪れ、春を実感できる。

 

 

 今後、開園に合わせてソメイヨシノも咲き始め、多くの花見客を楽しませることとなる。

 

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