小樽歯科衛生士専門学校(稲穂2･大聖康洋校長)では、4月8日(土)13:00からグランドパーク小樽(築港11)7階銀河の間で2023(令和5)年度第57期入学式を行い、歯科衛生士を志す市内15名と野幌･湧別･紋別･室蘭各1名の新入学生19名が、目標に向かってスタートを切った。
新型コロナウイルス感染症への予防対策のため、在校生と来賓は出席せず、保護者26名と教職員18名が出席して執り行われた。
同校は、1966(昭和41)年に小樽市歯科医師会により創立され、57年を迎える伝統ある歯科衛生士養成校で、これまで1,600名を超える同窓生が、全国各地で子どもから高齢者までの歯科保健医療の向上に貢献し、就職率100％を誇っている。
緊張した面持ちの新入生を前に、大聖校長は「歴史と伝統ある小樽歯科衛生士専門学校の学生として、責任と自覚を持って行動されることを望む。私たち歯科医師とともに、力を合わせて国民の健康を守っていきましょう。
愛と知と技の3つの文字が指し示すように、愛情豊かな十分な知識と技術を身につけた歯科衛生士を目指してもらいたい。ここからの3年間は、学ばなければならないことが山ほどあり、辛く悲しい場面も多々あると思うが、同期生の仲間と大いに語り、励まし合い、困難を乗り越え、そして、充実した学生生活を送ることを期待する」と告辞を述べた。
加藤友一小樽市歯科医師会会長は、「3年間勉学に励み、歯科衛生士として活躍され、本校の新たな歴史を築いてくれることを望む」と挨拶した。
新入生を代表して小林さんは、「先輩方は、歯科衛生士として立派に社会に出て活躍している。私たちは、その新しい伝統を傷つけないよう、学則を守り学業に励み、教訓を旨とし、歯科衛生士として立派な社会人となるよう努力することを誓う」と宣誓した。
今年度は、コロナ禍で中止としていた病院実習や宿泊研修を再開し、おたる潮まつりへの参加も予定しているという。
同会場では14:30から2年生･17名を対象に戴帽式が行われる。
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