小樽コンシェルジュ 新旧笑顔でバトンタッチ!

 

 

 小樽コンシェルジュ運営協議会(西條文雪会長)では、3月28日(火)11:00から小樽市観光物産プラザ(色内2)1番庫ギャラリーで、初代コンシェルジュの山本奏美さんと髙橋彩華さんの退任式と、2代目の2023年小樽コンシェルジュの西田まゆさんと富樫凜子さんの任命式を実施し、関係者やファンら約30名がその様子を見守った。

 

 1番庫ギャラリー中央特設ステージに、4名のコンシェルジュが登壇。華やかな雰囲気の中、初代コンシェルジュから2代目コンシェルジュへ襷が掛けられ新旧が交代した。

 

 西條会長が、2023年の西田さんと富樫さんに任命証を手渡し、「初代コンシェルジュの山本さんと髙橋さんは、良く頑張ってくれた。今日で交代とするが、これからも観光の応援団として頑張ってもらいたい。

 

 2023コンシェルジュの西田さんと富樫さんは、14名の応募者の激戦をすり抜けて栄冠を勝ち取った。なぜ応募者が多かったのか考えると、一期生の活躍の印象が影響したと思う。今年は何の制限もなく、通常通りとなり昨年よりも忙しくなると思う。健康に留意して頑張ってもらいたい」と、4人にエールを贈った。

 

 富樫さんは、「小樽に引っ越して2年。こらから小樽の歴史を学ぶのが楽しみ。魅力あふれる小樽に、国内外の観光客の皆さんにひとりでも多く足を運んでもらえるよう努め、多くの方々の出会いに感謝し、ぜひ小樽の来たいと思ってもらえるよう、笑顔で自分の言葉で小樽の魅力を伝えていきたい」と述べた。

 

 西田さんは、「1年間、ひとつひとつの活動にしっかりと目的意識を持ち、真摯に取り組む。夏の潮まつりでは、市民と心をひとつに小樽の街を盛り上げるのが楽しみ。

 

 小樽市外の活動や物産店では、小樽の魅力を知ってもらえるよう、小樽の良さをさらに沢山勉強して、明るい笑顔で務めたい」と述べた。

 

 3月末で任期満了となる2022小樽コンシエルジュは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で活動自粛が続き、百貨店の物産店参加も5件のみだったが、コンシェルジュとして経験できたこともあり、それぞれに思い出が蘇った。

 

 山本さんは、「コンシェルジュとは案内人の意味で初代を務めさせてもらい、皆さんに身近に感じられる存在になりたいと思った。SNSでは小樽に関することを発信し、皆さんに支えられて1年間務めて来られた。

 

 次期コンシェルジュの2人には、2人らしく小樽をPRしてくれることを期待し応援している」と想いを託した。

 

 髙橋さんは、「今日で最後となると寂しい。1年間、小樽の魅力を皆さんに伝えようと取り組んできた。道内外の百貨店や店長、新聞社への訪問、道外に住む人へ小樽の魅了をPRするなど、これまでにない経験をすることができたのは財産。

 

 潮音頭を練習して3日間は楽しむことができた。SNSの更新には山本さんに助けてもらった。自分自身も楽しみながら活動に取り組むことができた」と感謝の意を述べ、参加者から大きな拍手が贈られた。

 

 2023小樽コンシェルジュの初仕事は、4月22日(土)の観光船「あおばと」今季就航で市民と体験乗船を予定している。クルーズ客船寄港時のセレモニーなどは現時点では未定。

 

 2022小樽コンシェルジュは、小樽運河100年プロジェクトの実行委員として協力することが決まっている。

 

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