小樽なえぼ公園に春が来た!座禅草や水芭蕉出現

 

 

 暖かい日が続き、雪融けが一気に進んだ小樽では、3月22日(水)14.8℃まで上がり、今年になって一番暖かい日となり、3月23日(木)の長橋なえぼ公園(幸1)にも、春を告げる植物が顔を出していた。

 

 最高気温は14:11で14.2℃、積雪は19cm(15:00)だが、同公園の散策路はまだ雪深く、多いところで80cmほどの積雪があり、スノーシューで散策している人もいるほど長靴の用意が必要だ。

 

 なえぼ公園入口には、雪融け水が轟音とともに勢い良く流れ、先へ進むと、芽を出したばかりのふきのうとうを楽しむことができた。

 

 さらに散策路を進むと、水芭蕉の池には小さいが純白の仏炎苞が開いていた。

 

 座禅草の湿地を目指す途中の森林では、リスに遭遇したものの素早い動きで見失ってしまい、黄色の可憐な花を咲かせるナニワズを見つけた。

 

 雪に埋まりながら歩いていくと、座禅草の湿地帯に到着。残雪が多いものの雪融け水が流れ込み、数株の座禅草を発見。長かった冬が過ぎ、春の到来を告げている。

 

 今後、日に日に雪融けが進み、座禅草も益々増え、カエルの卵など、散策中の人々を楽しませる。

 

 現在、冬期間休館中の森の自然館は、4月11日(火)に開館し、11月10日(金)まで。

 

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