令和5年小樽市議会第1回定例会 提案原案通り可決

 2023(令和5)年小樽市議会第1回定例会は、2月21日(火)に開会し、最終日の3月16日(木)に、市長提案44件・議員提案の非核港湾条例案1件と、議員提案の令和5年度一般会計予算に対する修正案1件の計46件を審議した。

 

 最終日に市長が追加上程した議案45号2022(令和4)年度一般会計補正予算については、新型コロナワクチン接種後に生じた健康被害について、国から認定された事案が発生したため、国の予防接種健康被害救済制度に基づき給付を行う、新型コロナウイルス予防接種健康被害救済費を計上した。

 

 また、同感染症対応地方創生臨時交付金を有効活用するために、これまで充当してきた事業を見直し、予算執行状況を精査し減額補正を計上したほか、物価高騰による子育て世帯の家計負担を軽減し生活を支援する「子育て世帯応援クーポン券事業費」及び「学校給食原材料費等支援事業費」」を、2023(令和5)年度へ繰越明許費として計上した。

 

 市長提案した44件の議案は原案通り可決され、先議された小山秀昭副市長退任後に空席となっていた、副市長に財政部長上石明氏を選任する人事案件は同意。4月1日(土)から新副市長が誕生する。非核港湾条例案と修正案の2件は否決となった。

 

 今定例会で新たに付託された陳情第32号、庁舎内における職員への政党機関紙の勧誘・配達・集金を自粛するよう求める陳情方については継続審査とした。

 

 意見書案の国立病院の機能強化を求める意見書案(案)やLGBTQに関する差別を解消し、人権を守る法整備を求める意見書など6件を可決とした。

 

 ◎小樽市議会本会議「日程・質問通告・提出議案等」(外部)

 ◎R050316小樽市議会本会議1(YouTube)

 ◎R050316小樽市議会本会議2(YouTube)

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